私は小学2年生の息子が一人います。
早速ですが、大人になってもっと勉強しておけば良かったなって思っている人は多いのではないでしょうか。
それは大人になって自分の経験から感じることがあったからです。
もしかしたら仕事や出会いなど、もっと選択肢が増えたかもしれないと思うから。
だから子供には大人になって困らないようにとか、幸せになってもらいという思いがあって
親は教育に一生懸命になるんでしょうね。
でも親の思いとは裏腹に本人は何も言わなかったら遊びばかり。
思い出してみると自分たちもそうでしたよね。
見かねて言ってくる親に、
うるさいな~分かってるよって思ったりしたことも。
ついつい自分が子供だった頃の事を忘れて大人ぶっていますが
子供の頃の思考に戻ると、なかなか勉強モードになれないのも分かる気が。
子供は子供で今やっている遊びをメチャメチャ集中している。
でも学校の宿題などやらなくてはいけないものもある。
そんなやきもきした気持ちの中で何て声をかければいいか?
かけた言葉一つで子供の状況が変わります。
膨れっ面の顔でお互いに嫌な雰囲気の中で勉強を始めさせるのか・・・
それとも気持ちよく始めさせるのか・・・
どちらかというと絶対あとのほうがいいに決まってる。
それは私たちの言葉のかけ方次第みたいですよ。
私は言い方がきつくて泣かせてしまいその度に反省したりして
大好きな息子となんでこんな雰囲気になっているんだと悲しくなったりしています。
だからこれは試行錯誤しながら実験のようにやってみて成功したものです。
落ち着いて勉強を始めるようになる入口を作ってあげませんか?
同じように考えているお母さんの参考になればうれしいです。
あえて親から子供にネガティブな投げかけをする
学校から帰宅してすぐに「外へ遊びに行ってくる」と行ったときの会話です。
予想がつくのは、疲れて帰ってきてだらだらとしてしまい
宿題どころではなくなりそうですね。
するとその後の会話が目に見えてきます。
「宿題やってないよ!もうこんな時間だよ」
あー言ってる自分が嫌ですね。
だから私はこのように声をかけるようにしました。
息子「遊びに行っていい?」
母 「もちろんいいよ。
でも外で遊んでから宿題したら疲れてできなくなりそうだね。
帰ってからでもできそう?
私だったら疲れてできなくなりそうだから今やっちゃうかな。」
息子「そうかも。
僕も今やちゃおう。」
または
息子「帰ってからできる」
母 「えー本当?
〇〇くんはすごいね。
私は今やる派だな。
帰ってからできるんだ。
分かった。
じゃあ帰ったらすぐやっちゃおうね。」
という感じになります。
帰宅して有言実行できたらたくさん褒める。
母 「自分で言ったことをしかっりできてすごいね。
私だったらできなかったかもしれないよ。
〇〇はすごいな。」
でもこんなにスムーズに行くときばかりではないです。
これで帰宅してからなかなか始めなかったら
母 「あれ?帰ったらやるって〇〇くん自分で言ってたよ?」
と言えます。
ここで始めれば
母 「よしやっちゃおう!」
と褒めないけど励ます。
宿題など終わった後で
遊びに行ってからだと宿題をするのが難しいか、それともできそうか
話してみるのが良いと思います。
これは誘導はされていても自分で決めたことなので
一方的にいつも「やったの?」と言われるよりも
机に座る向き合い方が違うように感じました。
言われてからやっている時は不平不満がありそうな顔をしていますが
自分で決めたことならだんだん気持ちよく向かうようになりました。
たまには声をかけないと始めないこともありますが、
最近では自分で始めるようになっています。
一緒に始めようか~と声をかける
これは何にでも置き換えてみた結果、
低学年の時は良かったなと思った事です。
例えば
「お風呂に入りなさい」
ではなく
「お風呂に入ろうか」
「そろそろ宿題をやる時間じゃないの」
ではなく
「そろそろ一緒に始めようか
私もこれを終わらせちゃおう
そしたら食事終わってからお風呂入った後
たっぷり自由時間が出来るな
よし、そうしようそうしよう」
などを一人で呟きながら何かを始めるんです。
洗濯物をたたむ
ご飯を作る
仕事をする
掃除をする
お母さんはすることがたくさんありますね。
それぞれやるべきことがあるんだということを
理解させようと思いました。
だからときには
「今日は疲れちゃってるけど、頑張って洗いものしちゃうか」
とかを言いながら一人芝居をしています。
そこで面倒だったり疲れていたりして
後回しにしたいところだけど
やるべきことを先にやってしまってから
のんびりするなり好きなことを始める。
その習慣を身につけさせたいですよね。
私自身もそういうときはぐうたらな自分にムチ打って
見本を見せようと頑張る姿勢が必要になりますね。
子供って「一緒に」って好きじゃないですか?
余裕があればもちろん勉強をみてあげてもいいですし
分からないことがあれば声をかけてきます。
私は分からないことを聞いてきたときは
できるだけ今やっていることをやめ、近くにいくようにしています。
勉強することが大事だと感じさせる為です。
最近はやることを全部やってからゲームしようとか動画をみようと
行動が変わってきています。
でもこの独り芝居や声かけで
一番気持ちがいいのは私自身です。
何か子供に言うときって上から目線のいやな言い方になってしまいませんか?
言った後、嫌悪感に陥るなんてよく聞きます。
それじゃ勉強嫌いに自分がさせてるなって
みんな思うんですね。
私もそうでした。
だから言い方を変えようと努力してみました。
勉強を始めない時に使った魔法の声掛けのまとめ
・あえて親からネガティブな声掛けをする
・一緒にやろうと声を掛ける
今まで書いたことは、ご存知の通り
一回ではできず何回も何回も繰り返しています。
できたと思ったらなかなか勉強を始めない日もあります。
だから何度も何度も同じ声掛けをしています。
でも自分自身も嫌になってしまう声掛けを
毎日何回も何回も繰り返すよりは
よさそうではないですか?
ブログタイトルにもあるように
毎日「そろそろ~の時間ですよ~」
と声を掛けていている自分に気付き笑っちゃいましたが、
良い習慣ができるまで仕方ないですね。
みんなお母さんは同じです。
さあ一緒に頑張りましょう!!